作成日:2022年8月20日
⽇⽐⾕花壇がお⼿伝いしたお客さまの実例
闘病中にご主人さまが事前相談にいらっしゃいました。今までの自分の人生を輝かせてくれた奥さまを可愛らしく輝かせて送ってあげたい。
涙で悲しんでお別れするのではなく、笑顔でお別れができる葬儀にしたい、とのご意向でしたので、とびっきり可愛らしいピンクの花祭壇をオリジナルでご提案させていただきました。当日の様子をお写真とともに振り返りたく存じます。
規模 | 70名程度 |
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式場 | 森巌寺開山堂 |
宗教形式 | 仏式 |
花祭壇 | オリジナル花祭壇 |
お棺周りをピンクのバラで飾り、ご遺影写真のバックには、バラの花びらのタペストリーをお飾りし、プリンセスのイメージの祭壇にいたしました。お棺はふたの部分に思い出のお品を格納できる白いお棺「シェリー」をお選びいただきました。
葬儀前に式場にて、美容師であられるご主人さまが自らメイクを奥さまに施し、髪にはカラフルなお色の花をふんだんにお飾りしました。結婚式を挙げられなかった奥さまのために胸元にはご主人さまからのブーケをお納めし、ご主人様の胸元には同じお花で喪主さま用のコサージュをお付けいただきました。
受付コーナーでは、故人さまの笑顔の大きなお写真がご会葬者さまをお出迎えし、お二人からのメッセージ、ペットの猫ちゃんのお写真をお渡しいたしました。また、お控室にもお花をお飾りし、マリンバの生演奏がご会葬者さまをお迎えしました。
一日葬ではありましたが、開式前に軽食をふるまわれました。オリジナルでお作りしたカラフルなオープンサンドやスウィーツコーナーには猫ちゃんのおはぎやクッキーをご用意しました。
カラフルなオーブンサンドは食べやすく、とても好評でした。明るい色目のお食事は葬儀会場をパーティー会場のような雰囲気にいたします。故人さまがお好きだったハーブティーもご用意し、皆さまに召しあがっていただきました。
皆さまからいただいたメッセージをつけた可愛らしい風船が控室いっぱいに浮かんでいました。 ピンクのお花や風船が可愛らしく、葬儀式場とは思えない雰囲気となりました。
思い出コーナーにはお洋服やお写真を沢山お飾りしました。また、故人さまの学生時代からのお写真を250枚用いてボードをお作りしお飾りしました。ご会葬のご友人の方々も懐かしいお写真を見入られていらっしゃいました。
パーティーのようなお迎えでしたが、葬儀は厳かに仏式で行いました。式場の通路にもお花をお飾りし、式場の隅々までお花でお飾りしました。
ご出棺前の喪主さまご挨拶前に、ご会葬者さまに向け喪主さまのお作りになられたお二人からのメッセージ映像を流しました。 笑顔でお別れできるようにという喪主さまのお気持ちが皆さまに伝わり、笑顔と涙のあたたかな閉式となりました。
長かった闘病生活もエンディングを迎えようとしている頃、最愛の妻の旅立ちをどのような形で行なうのが良いのか、ものすごく悩みました。
「来ていただける方が笑顔になるような」と妻の気持ちを代弁してそんな風にお願いしましたが、依頼主の想いを形にするということに対して、最高のパフォーマンスをご提案いただく姿にものすごくプロフェッショナリズムを感じました。
日比谷花壇さんにお願いしてよかった!本当に心からそう思います。妻も僕のそばでずーっとニコニコしているような気がします。