墓じまいや改葬とは何か?






「墓じまい」、「改葬」、「お墓の引っ越し」言葉の意味を知る

#墓じまいは墓を無くすこと
「墓じまい」とは、文字そのままにお墓を片付けることを意味します。現在所有しているお墓から納骨されているお骨を取り出し、墓石を撤去して土地を更地にし、お墓のあった土地を元の管理者に変換するのが一般的な「墓じまい」の手順です。取り出したお骨は個別に保管するか、別の場所のお墓に納骨する、もしくは檀家となっているお寺に引き取ってもらい、合同墓や供養塔に収めて永代供養してもらう必要があります。

改葬とお墓の引っ越しは同じ意味

「改葬」と「お墓の引っ越し」はどちらも同じ意味で、お骨を今のお墓から別の場所のお墓に移すことを意味します。多くの場合、引っ越した後のお墓は墓じまいして土地を返却することになるため、改葬と墓じまいは両方セットで扱われます。

 

「墓じまい」や「改葬」は誰が、どのタイミングに行うべきか?

墓じまいや改葬を行うのに、特に決められたタイミングはありません。思い立った時に検討をはじめ、墓じまいや改葬を進めれば良いのですが、検討に入ることが多いタイミングというのはいくつかあります。

お盆やお彼岸など

まず一般的に多いタイミングなのが、お盆やお彼岸といったお墓参りのシーズンです。多くの人は、お墓参りのタイミングでお墓について考える機会が増えるため、自然と墓じまいや改葬を考える機会も多くなります。実家に帰省することの多い時期でもありますので、親せきで集まるタイミングと重なることも多く、親戚一同で相談しやすいという理由もあります。同じく親戚が集まる機会として、法事などの粗供養や年末年始の時期にも同様のことが言えます。

近しい身内が亡くなった時

近しい身内が亡くなった時も、墓じまいや改葬を考えやすいタイミングです。身近な人の死を目の当たりにすることでお墓についても考えることになりますし、お盆やお彼岸と同様親戚一同が集まるタイミングでもあります。また、普段あまり接することのないお寺の住職さんなどと接する機会にもなりますので、この機会にお寺と相談を、ということにもなりやすいです。

人生の節目

定年で仕事を退職する、還暦を迎えるといった人生の節目も墓じまいや改装を考えるきっかけになることが多いです。子供たちに負担をかけたくない、あるいはそもそも子供がおらず受け継ぐ人間がいないなどの理由で、終活の一環として墓じまいや改葬を考える人が多いためです。

避けた方がいいタイミング

墓じまいや改葬に決まったタイミングはありませんが、墓石の解体や撤去などに関しては避けた方がいいタイミングがいくつかあります。墓石の解体や撤去を行うには石材店に作業を頼んだり、菩提寺に閉眼供養の儀式を行ってもらったりする必要があり、こうしたところに配慮するためです。具体的にはお寺の繁忙期にあたるお盆やお彼岸の他、墓参客の多くなりやすい年末年始、天候が不順になりやすい梅雨の時期に作業や供養を頼むのは避けた方が良いでしょう。また、雪の多い地域では冬期もなるべく避けたほうが良いです。

手続きなどは誰がやる?

基本的に、お墓に関する権利は、そのお墓の年間管理費を支払っている人にあります。そのため、墓じまいや改葬に関する手続きや各方面への依頼は、年間管理費を支払っている「使用者」がそれを行う権利と責務を持つことになります。

「墓じまい」、「改葬」、「お墓の引っ越し」は誰に相談するべ きか?

まずは親戚内で相談を

お墓には自分の親兄弟だけではなく、代々の一族が納められている場合も少なくありません。そういう場合、お墓に参るのは自分たち家族だけではない場合が多いため、そのお墓を墓参している他の親戚とも相談して方向性を決める必要があります。無用なトラブルを避けるためにも、まずは親戚一同で相談して、意見を取りまとめておいた方が良いでしょう。

菩提寺に相談してみる

墓じまいや改葬の際には、菩提寺に依頼して撤去するお墓の閉眼供養を行ってもらう必要があります。そのため、あらかじめ菩提寺と相談しておくのも大切なことです。お寺さんによっては、お墓を受け継ぐ血縁や親類がおらず管理するものがいなくなることが確実な場合にのみ閉眼供養を行う、としている場合などもあるので事前によく確認しておいた方が良いです。

無料の相談会や相談センターを利用する

身近に相談できる人がいない場合、霊園業者などが無料で開催している相談会や、業者が開設している相談センターを利用する方法もあります。お墓や墓石のプロが相談に乗ってくれて的確なアドバイスをしてくれるので、本決定する前に一度相談してみるのもおすすめです。また、煩雑な書類手続きなどを有料で代行してくれる業者もあります。

お墓のあり方も変わりつつある

生活スタイルや家族のあり方の変化によって、お墓のあり方も大きく変化しています。今あるお墓をどうするのか、という問題は誰の身にも起こりうることです。だからこそ、将来のお墓のあり方について、きちんと考えて答えを出しておく必要があります。ご先祖様に安心して眠っていただくためにも、真剣にお墓と向き合い、答えを見つけていかなければなりません。

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この記事を書いた⼈

日比谷花壇のお葬式 コラム編集部




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