エンディングノートを書こうとしているあなたへ。






エンディングノートとは何か?遺言書との違いは?

人生ではいつ何が起こるかわかりません。いつまでも元気でいれば問題はありませんが、病気などが原因で意思表示が出来なくなってしまったり、判断力を失ってしまったりすることがあります。また、急な事故で亡くなってしまう可能性だってあるのです。そうなると「遺書はどこにあるのだろう?」「お墓は既に建ててあるのか?」「銀行の暗証番号がわからない」など、不明なことだらけでは残された家族は困ってしまいます。そんな時、エンディングノートは大きな意味を成します。さらに、遺産がらみのことだけではなく、例えば自身の死後の埋葬方法の希望を書いたり、残されたご家族への感謝の気持ちを残しておいたりすることも可能です。

ここまで読むと「ではエンディングノートと遺書の違いは何なのか?」という疑問を抱いた方がいるかもしれません。実はエンディングノートと遺書は全く異なるものです。残された人に託す書類という共通点はあるものの、エンディングノートと遺書とでは「法的な拘束力」という点で違いがあります。遺書は法律によって書式などが細かく定められており、遺族は遺書に書かれた内容に従わなければなりません。一方のエンディングノートは法的な拘束力が一切なく、基本的に「何を書いても自由」です。書式についても自由で、大学ノートに「エンディングノート」と書いて記しておいても良いですし、手紙のような形でも問題ありません。エンディングノートは残したいと思う人の手元に確実に渡ればそれでよく、厳格な決まりはありません。

エンディングノートを書く項目は?

先ほど申し上げた通り、エンディングノートは書く内容も書き方も「自由」です。とは言え、いざ書こうとした時に「何を書けばいいのかわからない」という方もいるでしょう。ここでエンディングノートに書いておくと良い、おすすめの項目を紹介します。

自分の情報

エンディングノートには、氏名や生年月日、本籍地など自分の情報を書いておきましょう。「自分の情報をなぜ書かなければいけないのか?」と疑問に感じる方がいるかもしれません。これは病気で意思表示が出来なくなったり急に亡くなったりした時に、残された家族が書類提出などの手続きに必要になるからです。免許証やマイナンバーカードなどの身元を証明する書類を持っているかもしれませんが、ノートに書いておけば家族がそれらの書類を探さずに済むので助かります。

資産状況

銀行や郵便局の預貯金や、不動産、株式などの有価証券、保険、高額な絵画や貴金属類などがあれば、記載しておくようにしておくと良いでしょう。これらは遺産相続の際にも必要になる情報で、後で「知らない資産が出てきた」とならないようにするためです。その際には資産や印鑑等の保管場所や暗証番号も記載しておくようにします。

医療や介護についての意思表示

自分が入院をしたり要介護の状態になったりした時に「どのようにして欲しいか」意思表示をエンディングノートに残しておくことができます。例えば「延命措置を望まない」など、希望することがあれば書いておくと良いでしょう。

葬儀や埋葬について

自身の葬儀や埋葬の方法について、希望があれば記入しておきます。葬儀の規模や費用に関すること、葬儀社の指定、宗派、そして埋葬品など、思いつくことがあれば書いておくと良いでしょう。また、生前にお墓を建てているのであれば、所在地情報なども忘れずに書いておくことが大切です。加えて、自分が亡くなった時に連絡して欲しい友人や知人がいれば、その人の氏名や連絡先も残しておくことをおすすめします。

遺言の有無

先ほど解説したとおり、エンディングノートと遺言書は全く異なるものです。エンディングノートだけでは法的な拘束力がないため、遺産配分などの遺言があれば遺言書として正式な形で残しておく必要があります。この際によくあるのが「遺言書があるのかどうかわからない」という問題です。そうならないためにも、エンディングノートには遺書の有無と保管場所を記載しておくと便利です。

残された人への感謝の気持ち

日頃の感謝の気持ちというのは、いざ伝えたいというときに伝えられないことも考えられます。そんな時に備えて、エンディングノートには家族や友人、知人などに向けて、感謝の気持ちを残しておくと良いでしょう

エンディングノートはいつ書くか?

「エンディングノートはいつ書くか?」という問題ですが、どのタイミングで書いても構いません。けれども、人生というのはいつ何が起こるかわからないものですから、元気なうちに書いておくことがベストと言えます。エンディングノートは一度に全て書く必要はなく、自分のペースで少しずつ書き始めても良いのです。また、遺言書のように厳格な決まりごとがあるわけではないので、いつでも好きな時に書き直したり書き足したりすることもできます。ちなみに、エンディングノートは自分でノートを用意しなくても、自治体のホームページなどから無料でダウンロードが可能ですし、エンディングノートを無料配布している葬儀社もあるので、一度問い合わせてみると良いでしょう。

 

家族のためにもエンディングノートを上手に活用しましょう

エンディングノートは自身の希望や思いを伝える以外にも、万が一のことがあった際に家族が困らないようにするためにとても役立つものです。書き方は自由ですし、書くタイミングについても特に決まりはありません。なお、エンディングノートを無料配布しているところもあるので、お気軽に問い合わせてみることをおすすめします。

この記事を書いた⼈

日比谷花壇のお葬式 コラム編集部




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