エンディングノートはどんなところで売っているか？

最近よく耳にするものの、エンディングノートがどこに売ってるのかよくわからないという方もいるでしょう。 エンディングノートは、主に大型の書店や文具店、AMAZONやYahoo!ショッピング、楽天市場などのインターネット通販で手に入れることができます。

書店

書店の場合であれば、エンディングノートは冠婚葬祭や相続関連の書籍売り場に置かれているケースが多いです。しかし、書店でエンディングノートを取り扱っているのは大型の店舗のみで、個人で経営しているような小型の書店では取り扱っていない場合があります。事前に電話などで取扱いをしているかについて問い合わせてみると良いでしょう。

文具店

ロフトや東急ハンズなどの大型の文具店でも、エンディングノートを取り扱っています。ロフトや東急ハンズは駅周辺や繁華街に店舗があり、仕事帰りやお出かけのついでに立ち寄ることができて便利です。大型の文具店が近くにないという場合は、街の小さな文具店でも売っている可能性があります。しかし、書店と同じく取扱いがない可能性もありますので、事前に問い合わせすることをおすすめします。

インターネット通販

近くの書店や文具店で売っていない場合は、AMAZONやYahoo!ショッピング、楽天市場といったインターネット通販で購入することが可能です。インターネット通販であれば、自宅にいながら24時間365日買うことができますので、大変便利です。その反面、エンディングノートの中身を確認することができませんから、表紙などの見た目で判断しなければならないというデメリットがあります。

インターネット通販では、一般的な紙製のエンディングノートだけでなく、パソコンソフト版も売られています。パソコンソフト版は手書きではなくキーボードでエンディングノートを作成できるほか、間違っても何度でも入力をし直すことができたり、画像が保存可能といった紙製とは違った特長があります。紙製に比べると価格は高めですが、紙製ではできない様々な機能が付属されていて便利です。

エンディングノートの値段の差はどんなところが違うか？

市販されているエンディングノートは、だいたい500円から2,000円前後が相場です。ものによっては1万円近くするエンディングノートもありますが、果たしてこれらの値段の違いはどこにあるのでしょうか。

実はエンディングノートの中身自体に、それほど大きな違いはありません。自分の基本情報や資産状況などを記入する部分はどれもあまり変わりはなく、主な違いは外装や付属品です。比較的価格が安めのエンディングノートは最低限の記入欄があるだけなのに対し、価格が高めのものはアルバムのようにハードカバーで覆われていたり、本革のカバーが採用されているものもあります。また、エンディングノートに遺言書や生命保険証書、思い出の写真などの大切な書類を一緒に保管しておくためのファイルが付属されているものもあり、このようなタイプのエンディングノートは価格が高めに設定されています。

一方、パソコンソフトを使って作るエンディングノートは、平均して5,000円くらいの価格設定です。紙製に比べると高めの値段設定ですが、普段パソコンを使い慣れている方であれば、紙製にはない機能が豊富にありますので選択肢に入れておくと良いでしょう。

100円ショップで買えるエンディングノートの実力は？

実は１００均でもエンディングノートを買うことができます。タイトルが「エンディングノート」と書かれているものもありますが、ダイソーのように「もしもノート」という別の名前で売られている場合もあります。

１００均で取り扱っているエンディングノートは見た目が非常にシンプルですが、次のようにエンディングノートに書くべき項目がちゃんと用意されています。
・プロフィール
・預貯金口座
・クレジットカード情報
・電子マネー・ポイントカード情報
・口座引き落とし
・保険
・医療・健康管理について
・介護について
・葬儀について
・お墓について
・資産について
・相続について
1,000円以上するエンディングノートに比べると項目は少なめですが、エンディングノートに最低限書くべき事はカバーされています。

また、ダイソーの「もしもノート」は、自分のプロフィールや趣味などを記入するための「じぶんノート」や銀行口座や保険などお金に関わることを記入する「おかねノート」、医療や介護などに関することを記入する「けんこうノート」など、目的別にエンディングノートが分かれているのが特徴です。1冊ずつに分かれていますので少々面倒に感じる場合もありますが、他の100均に売られているエンディングノートに比べるとより詳しい情報を書くことができるというメリットがあります。なお、店舗によって取扱いがない場合もありますので、事前に問い合わせすることをおすすめします。

自身に合ったエンディングノートを選びましょう

エンディングノートは100均で買えるものから1万円近くする豪華なもの、パソコンソフトを使うものまで様々な種類が売られています。値段によって外装が豪華だったり、大切な書類を保管できるファイルが付いていたりするため、ご自身に合ったものを選ぶと良いでしょう。エンディングノートに書く内容は同じでも、ご自身の歩んできた人生を綴る大切なものですから、商品選びは慎重に行うことをおすすめします。

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