春(1~4月ごろ)
「春のお花」といわれる花は、早いと12月ごろから市場で出回り始めます。
いい香りのするお花や、ふわふわとした印象のお花が多い季節です。
■ラナンキュラス
初春を代表するかわいらしいお花です。ふわふわとした花弁が印象的で、存在感があります。
花言葉は「とても魅力的」など。故人さまに思いを伝えるのにも最適なお花です。
※花言葉には諸説あります。あまり気にしすぎる必要はありませんが、伝えたい思いを花言葉にもつお花でお別れをしたい、という方は参考になさってください。
■スイートピー
2~3月に旬を迎えることと、花言葉に「門出」があることから、卒業式などでおなじみのお花です。
可憐な花姿と、春の訪れを感じさせる甘い香りがとても印象的。たくさんのスイートピーがカゴに入っている姿はとてもふわふわでかわいらしく、悲しみも少し癒されます。
夏(5~7月ごろ)
お花は暑さに弱いものが多く、暑さがピークを迎える8月に向けて種類は少しずつ減っていきます。
初夏におすすめの花と真夏でも元気なお花をご紹介。
■カンパニュラ
ラテン語で「小さい鐘」を意味する言葉が由来の花。形はまさに小さな鐘のよう。初夏にかけて店頭でも入手しやすいかわいらしいお花です。
■ヒマワリ
夏といえば、と思い出す方も多いお花。早いと5月後半くらいから店頭でも手に入ります。花屋にとっても、夏の訪れを教えてくれる花です。比較的暑さにも強く、元気な黄色と「パッ」と開いた花姿から元気がもらえます。
秋(8~10月ごろ)
だんだんと花の種類が少なくなってくる時期ですが、色が濃くて形がはっきりしたお花が多い季節です。
夏のお花もすこし出回り、まだバリエーションの多い時期といえます。
■リンドウ
オリンピック東京2020大会の「ビクトリーブーケ」にも使用されていた、秋を代表するお花です。もっともなじみ深いのは濃い紫のものかと思いますが、白や複数の色のものなど実は様々な色や種類のあるお花です。花言葉には「勝利・正義・誠実」などがあります。
■シュウメイギク
キクとつきますが実はラナンキュラスと同じキンポウゲ科のお花。茎が細く、その姿は可憐そのもので、アレンジメントなどで映えるお花です。季節になると道でも見かけることがあります。
冬(11~12月ごろ)
冬はもっともお花の少ない時期です。秋のお花のうち寒さに強いものや、春のお花で出回りの早いものが手に入るような時期です。
■ダリア
秋が最も旬のダリアは、花姿が大きく存在感があります。「セゾン」の花祭壇にはメインの花材としてオレンジ色のダリアが使用されています。また、自宅葬専用花祭壇にもダリアがメインに使用されています。
自宅葬専用花祭壇-まなざし-|花祭壇|日比谷花壇のお葬式>>
花言葉は「華麗」「優美」「気品」などがあります。
■スイセン
和風のお花の印象もあるかもしれませんが、洋風な花祭壇やアレンジにも映えるお花です。色や咲き方も多種多様で、お花による表現を豊かにしてくれます。