社会的に名が知れていたり、社会的に立場がある方が亡くなると、ほとんどの場合で多くの人を呼んでお別れの場を持ちます。その場のことは「社葬」とか「お別れの会」とか「合同葬」とか、いろいろな呼び方で呼ばれていますが、何が違って、それぞれでどのような準備が必要なのでしょうか?
「お別れの会」や「偲ぶ会」は法人でも個人でも開催することがあります。
■法人の場合
会社の代表や創業者、著名人・芸能人・政治家などが、本葬ののちに関係者や友人・ファンを広く呼んで開くお別れの場です。
宗教的な儀式は伴わず、献花やスピーチなどをもって故人を弔います。形式や式次第、会場に厳格な決まりはなく、故人や主催企業が望む規模などによって内容は決まります。費用は主催企業が全額負担します。
最も大きな目的は、親しかった人やファンが故人を想い、弔う場を提供するということです。
■個人の場合
諸般の事情で広く参列者を呼んで葬儀ができなかったときに、本葬ののちにもつお別れの場です。有志によって主催され、費用負担は有志が行うことが多いです。参列者より参加費を徴収して費用を賄う場合もあります。
大規模なお別れの場としては「合同葬」「社葬」「お別れの会」があることがわかりました。それでも開催形式や規模に悩まれる方もいるかと思います。
自分たちの会社がやろうとしていることはなんなのか、予算はどのくらいなのか、誰にたいしてどのような態度を表したいのか、そういうことから少しずつ、形式だけでなく内容が決まっていきます。はじめは、何もわからなくても大丈夫です。まずは実績のある葬儀社や専門業者に連絡をしてから始めてください。
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