赤ちゃんを葬儀に連れて行く際は、必ずしも喪服を準備する必要はありません。手持ちの服の中から葬儀会場で目立たないシンプルな服を選びましょう。赤ちゃんの喪服には、黒や白、グレー、紺など落ち着いた色のものを選ぶのがポイントです。黒や白の服がない場合は、ベージュや水色といった淡い色を使用しても問題ありません。葬儀ではなるべく肌の露出を避けた方が良いため、赤ちゃんに靴下を履かせましょう。黒の靴下がない場合は、紺や白など落ち着いた色の靴下を選びます。
赤ちゃんが葬儀に参列する場合も、赤やピンクなどの派手な色の服装は望ましくないと言われています。キャラクターが描かれた服やスパンコールなどが付いた派手なデザインの服も避けるようにしましょう。デニム素材などカジュアルな印象の服装も避けた方が無難です。また、赤ちゃんに履かせる靴はスニーカーでも問題ありませんが、派手なデザインの靴やサンダルなどは選ばない方が良いでしょう。子どもが好きな歩くと音が鳴る靴も葬儀の雰囲気を壊してしまいますので、注意が必要です。
赤ちゃんは服を汚すことが多いため、必ず着替えを用意しておきましょう。会場と外の気温差がある季節は、体温調整できる上着を持っておくと便利です。葬儀の最中にオムツ交換することを想定して、着脱しやすい服装を選ぶとスムーズに対応できます。
子どもはすぐに大きくなるため、常に喪服を準備しておくのは難しいでしょう。突然葬儀に参列することが多いため、限られた時間で喪服を用意しなければならないケースがほとんどです。そんなときでも焦らず準備できるように、喪服を買える店鋪を把握しておくと良いでしょう。
赤ちゃん本舗は、幅広いベビー用品を購入できるお店です。フォーマルウェアの取り扱いもあり、2,000円前後で買えるアイテムが数多く取り揃っています。赤ちゃん本舗だけで全身コーディネートが可能ですので便利です。
お手頃価格でベビー服を購入できる西松屋も、喪服として着られるシンプルな服を取り揃えています。店鋪によって用意できる服は異なりますが、商品数が多いので何かしらコーディネートできるでしょう。服に合う靴がなければ、西松屋でもフォーマルシューズを購入できます。赤ちゃんから小学生くらいの子ども服まで揃えられますので、近くに西松屋があれば子どもの喪服には困らないでしょう。
ベビー服ブランドには、フォーマルウェアがたくさん用意されています。葬儀や結婚式などフォーマルな場所に行く機会が多い場合は、しっかりとしたフォーマルウェアを購入するのがおすすめです。男の子ならシャツとベスト、パンツのコーディネート、女の子なら黒や紺のワンピースなどを選ぶと良いでしょう。
赤ちゃんの喪服が欲しいときは、自宅で簡単に注文できるネット通販もおすすめです。お急ぎ便を利用できるショップもありますので、早めに喪服が欲しいときにも便利です。しかし、実際の服を見て購入できないため、サイズが合わなかったり服の雰囲気が違うといった問題が発生することもあります。そのため、急ぎの場合は実店舗で購入する方が良いかもしれません。
赤ちゃんを連れて葬儀に参列する場合、遺族や周りの参列者に配慮が必要です。では、赤ちゃん連れで行くときはどのようなことに気をつければ良いのでしょうか。
親族以外の葬儀では、赤ちゃんは連れて行かない方が良いでしょう。赤ちゃん連れで参列すると、控え室を用意するなど遺族側に何かと気を使わせてしまうからです。どうしても葬儀に参列したい場合は、事前に赤ちゃんと参加して良いか遺族に確認することをおすすめします。遺族の同意が得られない場合は弔電を送り、出席できないことをお詫びしましょう。
親族の葬儀に赤ちゃんを連れて行くことは、決して失礼なことではありません。ただし、生後1ヶ月前後の赤ちゃんはあまり外出するべきではないでしょう。赤ちゃんだけでなく、産後のお母さんも休息が必要です。この時期の赤ちゃんとお母さんは葬儀に欠席した方が無難です。赤ちゃんと葬儀に参列する場合、葬儀会場に到着した後にスタッフに一言声をかけておくことをおすすめします。赤ちゃんがいることを伝えておけば、問題が発生してもスムーズに対応してもらえるからです。葬儀会場に入ったら、赤ちゃんが泣き出すことを想定して、すぐに退出できる場所に座ります。また、葬儀中は控え室で待機させてもらうのも失礼には当たりません。控え室で赤ちゃんをお世話する場合は、焼香のときだけ誰かに赤ちゃんを預かってもらうのが良いでしょう。
大切な人との最後のお別れに、赤ちゃんがいるから行けないというのは寂しいものです。赤ちゃんの服装や葬儀中のマナーを守れば、赤ちゃんと一緒に葬儀に参列することはできます。葬儀の雰囲気をなるべく損なわないように、周りに配慮することも大切です。あらかじめ葬儀場のスタッフに相談しておくと、葬儀中もしっかりサポートしてくれるでしょう。
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