お別れの会についてもっと詳しく知る
お別れの会の注意点

身内や親族だけで火葬や葬儀を済ませた後、故人と親交があった方を招く、お別れの会は無宗教型のセレモニーで幅広い宗教の方が訪れることが可能です。故人とのお別れの会はいつ頃、どんな形で知らせることがマナーなのか、また、どこで開催したら良いのかなどお別れの会に関して注意する点をご紹介していきたいと思います。

お別れの会はいつ・どこで

家族葬で招待できなかった知人や遠方の親族などを招くお別れの会は、故人が亡くなってから2週間~49日の間で開催することが一般的です。
あくまでもお別れの会の中心人物は故人であることを忘れないようにしましょう。
開催場所はホテルや旅館、小料理屋さんの個室などが定番で、食事とお酒を故人の身内が振る舞う形式になります。
会場が広いホテルでは、音響設備がしっかり整っているかの確認も必要になってきます。

葬儀・法要と同様、故人の写真や花を飾るスタイルで招待客を出迎えるのでも問題ありません。
ですがお別れ会の場合、堅苦しいルールが無いため、故人が好きだった物や愛用していた品を展示することも検討してみてはいかがでしょうか。

お別れの会の会費は、親族が全て負担する形と会費制で行われる場合があります。
友人知人が主催者である時は、ほとんど会費制で行われることが多いようです。
招待客にお別れの会の会費は「会費制なのか・親族が負担するのか」をはっきりお知らせしておくことが賢明です。

香典に労う気持ちを添えて

招待客の中には会費とは別に香典を包んでくる方も居るかと思います。
友人知人が主催者の場合は会費に香典を含んでいる場合がほとんどですので、会費の他に香典を包む必要はありません。
遺族が主催者となっていて、案内状に記載が無い時は1~2万円を香典とし、持参するのがスマートです。
香典の表書きは「ご香典」もしくは「お花料」と書き、受付に出してください。
もし、案内状に会費・香典は要らない趣旨のことが書かれていた時は従いましょう。
基本的にお別れの会の案内状は葬儀が終わってすぐに郵送しなくてはなりません。
慌ただしく葬儀を済ませてひと息つく前に遺族は案内状を作成しなくてはいけないので招待客のリストを事前に作っておくとスムーズに作業できるかもしれません。

葬儀から日が浅いうちに開催されるお別れの会は、遺族の方の悲しみが消えていないことが予測されますので、招待された側は遺族の方に労いの言葉を掛けながら、故人との思い出話に華を咲かせて下さい。

お別れの会に合う服装

いくら堅苦しいルールがないお別れ会でも、その場に合う服装で出席することが基本マナーです。
男性の場合は、黒のスーツかダーク色のスーツで、女性なら光沢の無いフォーマルドレスで出席しましょう。
また香水、派手なネイルアート、お化粧も控えめにする事が賢明です。
案内状に、平服と記載されている場合ですが、平服は普段着ではなく「礼服ではないフォーマルな格好」のことを言いますので注意が必要です。
髪型については決まりはありませんが不衛生な頭髪、派手なカラーリングやスタイリングは避けた方が無難です。
「急いできました」というような寝癖も、予め日時が分かっているお別れの会の中心となる故人や遺族の方の失礼にあたりますので避けましょう。

お別れの会を開催し招待客を招いた側は招待客に対し「感謝する姿勢」を大切にし、反対に招待客は遺族・親族に対し「遺族側に立った労う気持ち」を大切にしなくてはなりません。
話の輪が広がるように故人とのエピソードをまとめておくと良いかもしれません。

まとめ

葬儀が終わった後に開催されるお別れの会は、故人と親交があった方を招く大切な会です。
招待した側も招待された側も失礼のないように振る舞うことが大切です。
また、両者ともに重要になるのが思いやりを持つことなのです。
TPOに応じた服装とマナーで故人との間柄や思い出話を伝える機会になれば、遺族だけではなく故人も笑顔になるのではないのでしょうか。