お別れの会とは何か
生前広く知られ、社会的な立場があった人は、近しい家族だけで行う葬儀(密葬)ののちに「お別れの会」や「偲ぶ会」を行うことが多くあります。企業の創業者や社長・会長のほか、芸能人や作家、政治家などもそのようなお別れの形式をとります。
企業の創業者などに関しては、会社の関係者だけを招いた形で開催しますが、著名人の場合はファンがお別れをする機会を設けることもあります。
ファンが参列できる時間などは、インターネットで広く公開されるのでそのアナウンスに従えば誰でも参列し、大好きな人にお別れをすることができます。
著名人のお別れの会に行く服装
案内には「平服でお越しください」と書いてあることがほとんどだと思います。
「平服」とはいったい何なのでしょうか。
簡単にいえば「喪服ではない服」です。
特にホテルなどでは喪服を着用できない場合もあるので注意します。
招待されたお別れの会(会社の関係者など)では、喪服ではないフォーマルないしはセミフォーマルな落ち着いた色の服を着用することが好ましいです。
一般的なお別れの会の服装についてはこちらもお読みください。
一方で、一般として参加するお別れの会では、服装はあまり気にすることはありません。
落ち着いた色の服で行けば間違いありませんが、大好きな人と最後に会う時に着ていたい服を着ることが大切です。
大規模なお別れの会では、寒かったり雨が降ったりしているなかで長時間並ぶことになる場合があります。その際は寒さや雨をしのげる恰好をする必要がありますし、歩きやすい靴で向かうことも大切です。
お別れの会では何が行われる?
著名人のお別れの会は、一般の方の参列ができる場合、二部制を取ることがほとんどです。
二部制になっている場合の流れをご紹介します。
一部は関係者の招待制です。親交のあった人からの弔辞や献奏などが行われます。
参列した人による献花も行われます。
二部が一般の部となり、ファンの方による献花が行われます。
多くの場合で会場に向かって列ができるので、時間に余裕をもって会場に向かうことをお勧めします。
「〇時までに並んだ方までご案内します」のような案内が出ているので必ず確認してください。
一般の部では特に受付などはないことが多いですが、手荷物検査がある場合があります。
列に並ぶ時間が長いこともあるので、荷物は少ないほうがよいでしょう。
献花の前後に、故人の功績を記したパネルなどを見ることができる場合もあります。
故人らしさが詰まった祭壇や会場を見て、大好きな人に思いを馳せます。
献花とは、故人に対して哀悼の意を評して花を手向けることです。
多くの場合は、主催側が献花を用意しますので、渡された花を献花台に手向けます。
このとき、花が手前側・茎が祭壇側に向くよう、縦に置きます。献花の手向け方も、会場スタッフが教えてくれるので心配する必要はありません。
著名人のお別れの会では自分で用意した献花は手向けられる?
特にアナウンスがなければ、ご自分で用意した花を手向けることができます。
しかし、多くの場合で主催側がお花を用意しているので持ってくる必要はありません。
もし、ご自身で選んだ花を持って行きたい場合は以下のような点に注意してお花を選ぶと良いでしょう。
・花の色は白か淡い色なら間違いはありません。
献花やお供えの花にルールはありませんが、香りの強い花や色の濃い花、棘のある花は苦手な方もいるかもしれないので、多くの人が供える場では避けた方が良いかもしれません。
・包装は簡易的で、できればすべて可燃性のものでラッピングしてあるものが良いです。
・大きすぎると、主催者も処理が大変です。
2000円から3000円程度の花束に収めるとよいです。
用途を伝えれば、花屋はそれに応じた花束をつくります。お願いしたお花屋さんと一緒にお花を選んでみてください。
著名人を自宅で偲ぶ
芸能人や作家、政治家など、直接関わりがなかった人でも、ご自身にとって大切な人が亡くなるのは悲しいことです。
お別れの会の献花だけでなく、誕生日や命日に、ご自宅でお花を飾って故人を想うことができます。
亡くなった人を偲ぶのにおすすめのお花を紹介いたします。
■その人のイメージに合った色のお花を飾る
カラーバリエーションが豊富な花①
カーネーション
母の日でおなじみの花ですが、一年を通して入手しやすいうえ、豊富な色の種類がつくられ、販売されています。
暑さ寒さにも強く、比較的長持ちするお花です。
色により花言葉が違うという説もありますが、カーネーション自体の花言葉は「感謝」です。
その人のイメージに合った色のカーネーションを供えてくださいね。
カラーバリエーションが豊富な花②
バラ
トゲがあり、お供えには向かないと言われていますが、色や形の種類が豊富で、イメージに合ったものが見つかりやすいといえます。
ご自宅に備える分には問題ありませんので、気にせず好きなお色のバラを供えてみてください。
■季節によっては手に入りやすいお花
ガーベラ
初春から夏前にたくさん出回るお花です。
茎は少し腐りやすいですが、たくさんの色や種類があるかわいらしいお花です。
花言葉には「常に前身」があります。
カスミソウ
小さなお花がたくさんついた姿が可愛らしく、人気のお花です。近年は人工的に染めたカスミソウも多く出回っており、より楽しめるようになりました。
花言葉には「幸福」「感謝」などがあります。
日比谷花壇のお葬式では著名人のお別れの会も多く手がけています
私たちの事業の大きな柱の一つとしてお別れの会があります。
過去には漫画家のモンキーパンチ先生や永六輔さんのお別れ会などをお手伝いして参りました。
そのほかの事例はこちらもご覧ください。
もちろん、小規模な家族葬や中規模の一般葬などを中心にお手伝いしております。
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