自宅葬とは、その名の通りご自宅でお葬式を行うことです。
かつて葬儀とは自宅で行うものでした。
人々が都市に集中して住むようになり、核家族化がすすみ、マンションへ住まう人が増えて、葬儀は葬儀場で行うものに変化していきました。
一方で、亡くなった後でもよいから最後に自宅に帰してあげたい、という想いを抱く方はたくさんいらっしゃいます。
日比谷花壇が2023年に行ったアンケート調査では、約20%の方が自宅で葬儀を行いたい、と回答しました。
(2023年日比谷花壇のお葬式調べ)
長い間病気で療養していたから、最後くらいはおうちに帰らせてあげたい、
ずっと施設に入っていたから、最後は家から旅立ってほしい、
そんな想いを形にした葬儀が自宅葬です。
この記事では、どなたをお呼びするのか?通夜は行うのか?宗教的な儀式は行うのか?といったポイントに関わらず、ご自宅で行うお葬式すべてのことを「自宅葬」として扱います。
費用相場や自宅葬のメリットデメリットなどを順にご紹介いたします。
自宅葬は、葬儀式場の使用料金がかかりません。
その分花祭壇などの装飾を増やすことができます。
費用には幅がありますが、40万円~100万円程度といえそうです。
日比谷花壇のお葬式では77万円(33万円の花祭壇込み)からご案内しております。
自宅葬|葬儀スタイル|日比谷花壇のお葬式>>
日比谷花壇のお葬式でご案内している金額は、火葬場利用代金やドライバーへの心づけ、宗教者への謝礼(仏式の場合のお布施)などを含まない金額です。どのような形式で行うのかによっても金額には大きな差があります。
まずは無料の事前葬儀相談をおすすめしております。
事前相談では、葬儀の見積もりを承ります。施設の使用料などを含んだ金額でお見積もりいたしますので、お気軽にご連絡ください。
事前相談についてはこちらの記事もご覧ください。
お葬式の事前準備でできること|日比谷花壇のお葬式>>
■慣れ親しんだ自宅から送り出すことができる
なによりも、ご自宅で最後のお別れの時間を過ごすことができるのがメリットです。
葬儀は自宅で行うものでしたが、様々な社会背景などを理由に葬儀専用の式場でおこなうものと変化していきました。
それでも、やはり最後は自宅から送りたいという気持ちは変わらずあるものです。
プライバシーが確保されたご自宅で、ゆっくりとお別れの時間を過ごすことができます。
■ゆっくりとお別れをすることができる
葬儀の形式にもよりますが、式場で葬儀を行う場合、式場の利用時間に行動を制限されます。一方でご自宅でお葬式を行う場合には、ご家族で自由に式を組み立てていただき、心ゆくまでお別れをすることができます。火葬の時間だけが決まっているので、その時間にあわせてゆっくりとお別れしていただけます。
■式場利用料・飲食費がかからない
葬儀代金で多くの割合を占めるのが式場使用料です。
会場によっても異なりますが、式場利用料を節約できるだけでも葬儀費用の総額が大きく減ります。
また、精進落としを行わない場合は飲食費を節約することもできます。そのかわり、ご自宅でお飲み物などをご用意いただく場合があります。
■葬儀のために片付ける必要がある
棺を置けるスペースを自宅の中に確保しようとすると、それなりのスペースが必要になります。また、ご自宅に故人さまが安置されていれば、葬儀までの間に弔問に訪れる方もいらっしゃいます。線香をあげて、供物などを置くスペースも必要です。
■人数によっては難しい場合もある
多くの参列者が見込まれる場合は自宅で葬儀を行うことは難しい場合があります。
参列者が多く見込まれるが、どうしてもご自宅でお葬式を行いたいという場合にはご相談ください。先に「密葬」という形で近親者以外に知らせずに葬儀を行い、故人さまを荼毘に付したあと「お別れの会」という形で多くの方にお別れいただくという形式もあります。
■自宅で葬儀ができる環境か確認しておく
集合住宅(マンション)等の場合、組合の規定によりご自宅で葬儀ができない場合もあります。また、ご自宅で葬儀を行えば、弔問客、葬儀社、参列者、関係業者など多くの人間がご自宅を出入りします。ご近所との関係もあるでしょうから、自宅葬を行うことは慎重に判断します。
ご心配な場合は葬儀担当者にお伝えください。
ご不安な点も含めてご提案をいたします。
■あらかじめ動線を確認しておく
棺は玄関などから出入りできるのか、廊下で棺が曲がれるのか、など移動動線についてあらかじめ確認しておくと安心です。
事前に相談担当者がご自宅へ伺い、必要な箇所の計測を行います。
その際、自宅葬ができるかどうか確かめます。
■ご近所へあらかじめつたえておく
人や車の出入りが普段よりも増え、ご近所の方にとっては「見知らぬ人」が増えます。
葬儀を行う可能性があるのであれば、あらかじめご近所にはお伝えしておくと安心です。
葬儀のあとの思わぬご近所トラブルを防ぐためにもお話しておくことをおすすめします。
日比谷花壇のお葬式では、の限られたスペースでも飾れる花祭壇や、お花たっぷりで飾る自宅葬専用花祭壇もご用意しております。
ここにいくつかご紹介しますので、ご覧ください。
■ひだまり
660,000円(税込)
ご自宅の限られたスペースでも、お花たっぷりで飾りたいという想いに応えた花祭壇です。
花祭壇が独立したアレンジメントで構成されていて、ご自宅のスペースに併せて形を変えることができます。実は人気の明るいお色の花祭壇です。
日比谷花壇のお葬式では、実際のお葬式の様子をご紹介しています。
中にはご自宅の事例もございますので、以下ページからご覧ください。
ご葬儀事例|日比谷花壇のお葬式>>
日比谷花壇のお葬式は、病院へのお迎えから葬儀の打ち合わせ・進行、アフターサービスまで一貫してお手伝いしております。
お電話による事前のご相談も可能です。
ささいなことでも、初めてのお電話でもかまいません。
フリーダイヤルよりお電話ください。24時間365日受け付けております。
お急ぎの方はこちら>>
また、初めて喪主となる方でも安心してご依頼いただけます。
葬儀については「初めての方へ」のページもごらんください。
はじめての方へ|日比谷花壇のお葬式>>
資料をご請求いただいた方には、以下の資料を葬儀とわからない封筒でお送りいたします。
・すべての商品の価格が掲載されている総合カタログ
・葬儀が最初から最後までよくわかる日比谷花壇のお葬式がわかる本
・オリジナルクリアファイル
自宅葬をご希望の場合は事前のご相談をおすすめしております。
事前に相談員がご自宅へお伺いし、動線やスペースの確認を行います。
日比谷花壇のお葬式では、ご自宅でのご葬儀のご依頼を多く承っております。
他社で断られた場合でも、一度お電話ください。状況をお伺いいたします。
こちらのページでは、自宅葬について詳しく説明しています。
自宅葬専用の花祭壇もご用意しております。
自宅葬専用-ひだまり|日比谷花壇のお葬式>>