自宅葬は大変?自宅葬をおこなうときの費用や専用花祭壇をご紹介






自宅葬とは何か

 東京近郊でも、かつては自宅で葬儀を行うことが一般的でした。

少子高齢化・核家族化、また近年では新型ウイルスの影響で葬儀の形が大きく変わりました。
その中でぐっと数を減らしたのが「自宅葬」です。
 
自宅葬は、自宅で行う葬儀全般のことを言います。
参列者が家族のみであっても、親族・知人・友人をお呼びしても自宅葬と表現することがあります。
 
亡くなったのちご自宅に搬送・ご安置を行い、そのまま自宅で納棺・葬儀・出棺と進んでいきます。
 
「自宅で葬儀をやるのは大変だ」というイメージがある一方、
やはり大切な人は慣れ親しんだ自宅に帰らせてあげたい、多くの時間を過ごした自宅から送り出したいという声が絶えないのも事実です。
 
斎場や宗教施設で行う葬儀とはまた違った大変さはありますが、構える必要はありません。
日比谷花壇のお葬式では、いままで多くの自宅葬をお手伝いしてまいりました。
 
2023年には自宅葬専用の新しい祭壇も発売いたしました。
この記事では、自宅葬の費用・行うために必要なことや専用の花祭壇について紹介いたします。
 
日比谷花壇のお葬式の自宅葬についてはこちらもご覧ください。

自宅葬の費用

 葬儀の平均費用は120万円前後といわれています。

日比谷花壇のお葬式でお手伝いした自宅葬の平均は100万円前後です。
ここに、仏式の場合はお布施が追加されます。
 
通常は、葬儀社に支払う葬儀代金に加えて、葬儀場の使用料・安置施設使用料を支払います。自宅葬の場合はその必要はないので、火葬場使用料のみの支払いが必要です。
 
前述したように、自宅葬は人数が少ない規模の葬儀を指すわけではありません。規模に関係なく自宅で行うものです。一方で、規模は小さくなりがちです。
 
規模が小さくなると、食事・香典返し・会葬御礼などの費用を抑えることもできます。
また、花祭壇なども小さいものが選ばれるので、その分も費用を抑えることができます。

自宅葬を行うために必要なこと

 まずは、自宅で葬儀を行うことができるのかを確認する必要があります。

最も重要なのは、導線の確認です。
病院などから搬送されてきたのち、玄関を通って安置する部屋にたどり着けるかどうかを確認する必要があります。
 
自宅葬をご希望の場合は、できる限り事前相談を行ってください。
ご自宅に伺い、導線を測りながら確認いたします。
また、葬儀やお別れを行うスペースの広さも確認し、花祭壇を置くことができるかどうかも確認します。
 
マンションなどの集合住宅の場合、組合の規定で葬儀を行えなかったり、ご自宅に安置できなかったりします。また、音の問題で読経を挙げることができない場合もあります。かならず確認をおこなってください。
 
集合住宅では、エレベーターのサイズも測る必要があります。
高層階の場合はエレベーターを使わざるをえないので、エレベーターにストレッチャーや棺が乗るかどうかを計測します。
 
いずれにせよ、事前相談をお申込みいただければ、担当者が実際に伺って様子を拝見します。

日比谷花壇のお葬式がプロデュースした自宅葬専用花祭壇

 日比谷花壇のお葬式では、2023年2月に自宅葬専用の花祭壇を販売開始いたしました。

自宅でお葬式を行いたいけれど、既存の花祭壇では大きすぎて自宅に飾れない、というお声をいただいておりました。そこで、自宅の小さなスペースにも工夫して置けるような、複数のアレンジメントにわかれた花祭壇を作りました。
 
必要なスペースは少ないけれど、どれもお花はたっぷりです。
 
花祭壇は全三種類あります。
自宅葬専用花祭壇ひだまり
▲自宅葬専用花祭壇「ひだまり」
 
黄色い小さな蝶が舞っているようなお花「オンシジウム」をメインにした、華やかで明るい花祭壇です。遺影の周りのリースも印象的です。一つ一つのパーツが独立しているので、お部屋の形や大きさに合わせて配置できます。新しい商品の中では、最も高さのある花祭壇です。
くわしくはこちらをご覧ください。
 
自宅葬専用祭壇まなざし
▲自宅葬専用祭壇「まなざし」
 
中央のハート形のアレンジメントが印象的です。
ピンクはお花が好きな方からは大変人気の色合いです。温かく、優しい印象を持ちます。
白い大きなお花はダリアです。大きくて凛とした姿が美しいですね。
詳細はこちらをご覧ください。
 
自宅葬専用花祭壇こもれび
▲自宅葬専用花祭壇「こもれび」
 
コチョウランを基調とした花祭壇です。
コチョウランは大変人気のお花で、伝統的で威厳のある印象を受ける花祭壇です。
後ろの三つ並んだ山のような部分も、すべてバラバラのアレンジメントなので、こちらも部屋のサイズの合わせて移動することができます。
くわしくはこちらをご覧ください。

自宅葬は日比谷花壇のお葬式におまかせください

 日比谷花壇のお葬式は、日比谷花壇が2004年からスタートした葬儀事業です。

オリジナルの花祭壇や生花の装飾だけでなく、お迎えから打合せ、ご葬儀、アフターサービスまで一貫して日比谷花壇がお手伝いしております。
 
サービスを開始してから、数多くの自宅葬をお手伝いしてまいりました。
 
葬儀社によっては、自宅葬を断られる場合があります。
その場合でも、日比谷花壇にご連絡ください。
 
また、少しでも自宅でのご葬儀を考えている場合は、事前相談をおすすめいたします。
 
その他終活のことや一般的なお葬式、お別れの会についてもご相談を承っております。
遠慮なく、どんなことでもご相談ください。
 
お問い合わせは下記フリーダイヤル、またはお問い合わせフォームよりお願いいたします。

この記事を書いた⼈

日比谷花壇のお葬式 コラム編集部




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