自宅葬についてもっと詳しく知る
自宅葬の注意点

最近では専用の施設での葬儀を行なう場合が増えてきました。それでも故人が希望している、あるいはご遺族が自宅で行ないたいと考えているケースも珍しくはありません。自宅葬にはメリットが多いのですが、注意しておきたいこともあるため、その時になって戸惑ったり後悔したりしなくて済むように、この機会に覚えておきたいものです。

自宅葬とは一体どういったものか

いろんな注意点を確認する前に、まずは自宅葬とは一体どういったものなのかを覚えておきましょう。
これは喪主の家で葬儀を行なうもので、基本的には専用の施設でやるのとやり方は変わりません。病院で亡くなった場合、寝台車で自宅まで運んでもらえます。
もしも自宅でお亡くなりになられたのなら、できるだけ動かさずに警察を呼びます。ご遺体の枕元に枕飾りを設置して、仏衣を着せて、旅立ちの準備を整えます。
業者に依頼しておけばリビングなどに祭壇を設置してくれます。
それらが済んだら通夜をして、葬儀、告別式という流れになります。
そして自宅からご遺体を運び出して火葬場に行って最後のお別れをします。
弔問客が少ない場合に向いていますし、広々とした会場などではあいさつして回るのが大変ですが、自宅葬なら簡単に済ませることができるので便利です。
それから費用に関しても、あまりかからないことが多いです。業者側も自宅葬用のプランを用意していたりしますから、問い合わせおくと良いです。

近隣への配慮が大切です

普段から隣近所と親密なお付き合いをしているのであれば、神経質になる必要はないのかもしれないですし、すべてが終わった後で改めてあいさつに伺っても構わないのかもしれません。
ただ、よほどの親しい間柄ではないのなら、事前に一言声をかけておくのを忘れないようにしたいです。

少人数だったとしても、普段とは比べ物にならないほどの人の出入りがあるわけです。準備のために業者が行き来しますし、弔問客の車などの往来があるので、小さなお子さんがいるご家庭が近くにあるなら注意しておきたいです。
加えてお経を読む声がうるさい、線香の匂いが洗濯物についてしまったなどといった苦情が出る場合もあるのです。
取り乱す方がいると騒がしくなりますから、迷惑をかけないように何かしらの配慮をしておくのが必須です。
もしも自分たちで行くのが難しいなら、自宅葬を請け負っている業者の中には、ご近所へのあいさつ回りをしてくれるところもありますから相談してみましょう。

後悔しないためにやっておくこと

宗派によって葬儀で使用するための道具が違ってきます。
自宅の玄関からでは搬入できない時もありますから、二階から入れるなどの工夫が必要になってきます。
直前になって自宅葬ができないなどといった事態を避けるためにも、一度業者を呼んで見てもらっておくのが無難です。
家族や親戚、近しい友人だけで行なうための自宅葬なのですが、ご近所の方も弔問に訪れてくれる場合もゼロではありません。
無下に断ると今後のお付き合いにも支障が出ますし、香典を受け取るのかどうかでも揉めてしまうことも多いです。
その場合はどうするのかを家族で話し合っておきましょう。
町内会長を通して弔問や香典は不要である旨を伝えてもらうと、意外にあっさりと解決する場合もあるので相談してみるのもおすすめです。
飲み物や座る場所、軽食の用意などは多いと無駄になりますが少ないと失礼ですから、早めに弔問客の人数を把握するようにしておくのが失敗しないためのコツです。

まとめ

やり方に関しては、専用の施設で葬儀を行なう時とほとんど違いはないです。
ただし、近隣への配慮はもちろんなのですが、道具が自宅の中に運び込めるのかどうか、予定外の人が弔問に訪れた場合はどうするのかなど、自宅葬ならではの注意点があります。
いずれにしてもできるだけ早い段階で手を打っておくことでスムーズに行なえます。