【家族葬】2人だけの葬儀をおこなうことはできる?

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2人だけの葬儀をおこなうことはできる?

 家族葬は、2人だけで行うことが可能です。一般的には20人前後で執り行われることが多いですが、参加者の数に明確な制限はなく、故人を悼む気持ちがあれば少人数でも問題ありません。2人での家族葬が増えている背景には、親しい者同士で静かに見送りたいというニーズがあるからです。

葬儀の流れ自体は、2人の場合でも一般的な家族葬と変わりませんが、費用面では大きな違いが出てきます。
また、2人だけで行う場合の注意点もあります。準備をしっかりと行うことで、心穏やかに故人を見送ることができるでしょう。
この記事では、家族葬を二人で行うときに心がけたいことや注意点などを解説します。

2人だけで行える家族葬とは

 近しいご家族とご友人のみをお呼びして執り行う葬儀が「家族葬」であり、2人だけでの実施も可能です。この場合、最小限の遺族が参列し、故人を見送ることに特化した内容となります。通常の家族葬とは異なり、人数が少ないため、より個人的で心温まる雰囲気で行うことができます。

参列者の範囲を自分たちで決められるため、故人との思い出を共有しやすく、深い感情を持って葬儀を進行できます。ただし、葬儀社によっては会場の設備により人数制限があるため、事前に関係者と相談し、実施可能か確認しておくことが重要です。

■家族葬とはそもそもなにか
家族葬は、遺族や親しい人たちだけで執り行われる葬儀の形態で、特に2人だけで行う場合は「最小限の家族葬」とも言えます。一般的には、親族3~10名程度で行うことが多いですが、しっかりとした意思表示があれば2人だけで葬儀を行うことも可能です。

この形式の葬儀では、ご家族が直接お呼びした方のみが参列することができます。
したがって、故人との特別な思い出や感謝の気持ちを直接共有しやすい環境が整います。また、葬儀の流れや内容も遺族の希望に沿って柔軟に設定できるため、形式に捉われず自由な時間を過ごせます。ただし、使用する葬儀社によっては、会場の広さや設備の事情から2人限定の要請に対応できない場合もありますので、事前に確認することが重要です。

また、家族葬の最小限のプランでは、告別式や火葬を簡略化することができ、無理に大きな会場を使用しなくても済むため、よりシンプルで心のこもった葬儀が実現します。

家族葬について詳しくはこちらページもご覧ください。
家族葬|スタイル|日比谷花壇のお葬式>>

■家族葬には誰を呼ぶか
家族葬における参列者の範囲は、遺族の考えや故人の意向によって自由に設定できます。例えば、親しい関係にある親族や友人を中心に招待し、それ以外の関係者にはお知らせしないという方法もあります。この場合、事前にその方々に説明をしておくと良いでしょう。

ただし、親族内で呼ぶ範囲を限定する場合は特に注意が必要です。呼ばれなかった親族が後に「なぜ自分は声をかけてもらえなかったのか」と疑問を持つ可能性があります。これが原因で家族内に不和が生じることもあり得るため、呼ぶ範囲をどう設定するかについては十分に検討する必要があります。

家族葬の利点は、あまり多くの人を招待しないことで、よりプライベートな雰囲気の中で故人を偲ぶことができる点です。しかし、誰を呼ぶかは一つの大きな決断であり、慎重に進めることが求められます。

2人だけで家族葬を行う準備と流れ

 2人だけで家族葬を行う場合、流れは一般的な家族葬と同じです。まず、亡くなった方の逝去後に葬儀社へ連絡し、ご遺体を安置します。次に、納棺を行い、通夜式を執り行います。通夜が終わった後、告別式を行い、出棺して火葬へ向かいます。
ここでは、家族葬の流れを詳しく紹介します。

■亡くなった後の手続きとご遺体の安置
故人が亡くなった後の手続きは、まず医師による死亡診断書の発行から始まります。この書類は、死亡を確認し、今後の手続きを進めるために必要です。次に、故人のご遺体をどのように安置するかを考えます。一般的には、葬儀社の施設でのご安置が行われます。自宅でのご安置を希望される場合は葬儀社に依頼すれば、そのための適切な設備やアドバイスを受けられます。

■通夜から葬儀・告別式
2人だけの家族葬では、通夜の開催は省略され、告別式のみが行われることが一般的です。この場合、葬儀は一日葬として扱われ、よりシンプルな形で行われます。家族や親しい友人が少人数の場合、故人を偲ぶための時間をゆっくり確保することが可能で、故人の思い出話を語り合ったり、思い出の写真を見返したりする場面が想定されます。

一日葬についてはこちらの記事もご覧ください。
一日葬とは|日比谷花壇のお葬式>>

告別式では、喪主の挨拶などの形式ばったセレモニーは省略することができ、葬儀や告別式の形式もシンプルになります。例えば、簡素な祭壇を設け、遺影や遺骨を安置することで、心のこもったお別れの場を演出します。もちろん、宗教者をお呼びして宗教儀式を行うことも可能です。その後、故人をお見送りするために棺に花を入れ、火葬場へご出棺となります。

■火葬・法要
出棺の際には、二人で故人を見送ります。火葬場に到着したら、火葬炉前で故人に最後の別れを告げる儀式が行われます。その後、火葬の間は施設の待合室で過ごします。施設・設備によって様々ですが、火葬の時間は約1時間程度です。
火葬が終わったら、二人で遺骨を骨壷に納める作業に入ります。火葬場のスタッフのサポートがありますのでご安心ください。

法要に関しては、参列者が少ないことを受けて、より個別的な儀式が行われることが多いです。少人数だからこそ、故人への思いを一層深く感じられる機会となります。参列者・参加者の人数の多寡に関係なく、必要だと感じたお別れのセレモニーを行ってください。

2人だけの家族葬の費用の目安や費用が変わる要因

 2人だけで家族葬を行う際の費用の目安や、他の形式と比べて費用が変わる要因になるもの、費用に影響を与える項目についてご説明します。

■家族葬の平均費用の目安
2024年の調査によると、
2022年3月~2024年3月に日本全国で行われた家族葬の平均費用は105.7万円だそうです。

費用には
・式場使用料
・火葬場利用料
・花祭壇
・棺
・装花
・搬送費
など、葬儀を行うための一式が含まれています。

同じ調査では、各スタイルの総額(飲食費や返礼品費も含む)の平均は以下のようになっています。
家族葬:105.7万円
一般葬:161.3万円
一日葬:87.5万円
直葬 :42.8万円

(「第6回お葬式に関する全国調査」
月刊終活 2024年8月号 / 株式会社鎌倉新書 掲載)

日比谷花壇のお葬式では91万円から承っております。
金額の例はこちらのページでご確認いただけます。
家族葬|お葬式スタイル|日比谷花壇のお葬式>>

また、日比谷花壇のお葬式の料金はプラン制ではありません。
ひとつひとつの商品の金額が明示されており、それぞれの商品の積立式となっています。
費用についてくわしくはこちらをご覧ください。
お葬式の費用・料金システムってどうなっているの?|日比谷花壇のお葬式>>


■費用に影響を与える要因

葬儀において、参列人数は費用に影響を及ぼします。例えば、参列者が2人だけの場合、返礼品や食事の費用が不要になるため、基本的な費用は通常よりも安くなる傾向があります。

また、葬儀のスタイルによっても費用は変動します。会場が小さくなるため、自然と小さめの祭壇を選びやすくなり、より低コストでの葬儀が可能となります。地域による価格差も大きな要因です。都市部では高めの設定がされることが多く、逆に地方では比較的安価な場合があるため、事前に複数の葬儀社から見積もりを取り、価格の比較を行うことが重要です。

見積もりには予備費も考慮に入れます。突発的な出費に備え、総額の10~20%程度をあらかじめ見込んでおけば安心です。このように、費用に影響を与える要因を把握しておくことで、計画的かつ経済的な葬儀を実現することができるでしょう。

見積りについてはこちらの記事も参考にしてください。
葬儀社の見積もりをとる時の注意点|日比谷花壇のお葬式>>

2人で行う家族葬のメリットと注意点

 人数の少ない家族葬にはメリットもあれば注意したほうが良い点もあります。
ここでは、2人で行う家族葬のメリットと、あらかじめ注意しておくべきポイントをご説明いたします。

■2人だけで行う家族葬のメリット
2人だけで行う家族葬には、いくつかの大きなメリットがあります。まず、遺族の負担が軽減されることです。参列者が限られているため、他の親族や知人への対応が少なく、心の余裕を持って故人との時間を過ごすことができます。また、故人とのお別れの際に特別な時間を確保できるのも、この形態のメリットです。例えば、葬儀の進行を自由に選べるため、個々の思い出を語り合ったり、静かなセレモニーを行ったりすることが可能です。

2人だけの家族葬では、精神的な負担を軽減し、心の整理をするための貴重な時間を確保することができるでしょう。

■事前に注意しておきたいポイント
少ない人数で家族葬を行う際には、いくつかの注意点を踏まえておくことが重要です。まず、親族間でのトラブルが発生する可能性があるため、参列者の範囲を事前に明確にすることが求められます。誰を呼ぶかについては、遺族間でしっかりと話し合い、意見を集めることが大切です。このプロセスを怠ると、参列できなかったとあとから連絡を受けたり、自宅への弔問客が増えたりします。

また、弔問客の対応にも注意が必要です。予定していた参列者が葬儀後に訪れることも少なくなく、数が多くなると対応が大変になります。特に、弔問客が多くなる可能性がある場合は、葬儀終了の報告と共に弔問をお控えいただくよう、事前にメッセージを伝える工夫も重要です。全体として、計画段階から慎重に進めることで、遺族にとってより意味のある葬儀にすることができるでしょう。

 

家族葬以外で2人だけで葬儀を行う選択肢

 参列者を、2人などの限られた人数で行う葬儀の形式は、家族葬だけではありません。
ここでは、直葬(火葬式)と一日葬についてご紹介いたします。

■直葬(火葬式)の特長
直葬(火葬式)は、通夜と告別式を省略し、火葬のみを行う簡素な葬儀形式です。参列者も近親者のみとなることが多く、特に2人だけでの葬儀を行うケースも見られます。

直葬は、葬儀にかかる費用を最小限に抑えることができ、この点が他の葬儀形式と比較した際の大きな特徴です。高齢化や核家族化が進む中、直葬を選択する人が増えています。宗教的な儀式を必要としない方や、ご多忙で時間のない方、形式にこだわりがない方に適しています。従来の大規模な葬儀を避ける傾向が強まっている中、直葬はシンプルさと経済性を兼ね備えた選択肢として注目されています。

一部の葬儀社では、小規模な祭壇や簡単な式次第を含むプランも用意していますので、直葬を考慮する際は、これらのオプションを確認することが重要です。最もシンプルな形式でありながら、幅広い選択肢を提供する直葬は、多様なニーズに応える一つの方法となっています。
日比谷花壇のお葬式では、宗教的な儀式を行わない「無宗教葬」もご提案しております。

直葬について詳しくはこちらの記事もご覧ください。
直葬とは|日比谷花壇のお葬式>>

■一日葬の特長
一日葬は通夜を省略し、告別式から火葬までを一日で完結させる葬儀形式です。このスタイルは家族葬よりもさらにシンプルで、精神的および経済的負担を軽減することができます。

仕事や体調の都合で長時間の参列が難しい人々に配慮されており、地方からの参列者にとってもすべての儀式を1日で終えられる点は大きなメリットです。通夜と告別式で参列する方の顔ぶれが変わらない場合も選ばれることが多くある形式です。

しかし、準備や進行が慌ただしくなる場合もあるため、事前にしっかりとした計画を立てることが必要です。加えて、一日葬でよいかを宗教者や親族にあらかじめ確認しておくことも大切です。

一日葬とは|日比谷花壇のお葬式>>

2人で家族葬を行う際の葬儀社の選び方

 参列者がお二人の家族葬を行う際にも、葬儀社の選定は重要です。よりよい葬儀社を選ぶことで、後悔のないあたたかいお葬式を行うことができます。

■信頼できる葬儀社を選ぶ
信頼できる葬儀社を選定する際の基本的な基準として、まずは実績や評判を確認することが重要です。葬儀社のウェブサイトや口コミサイトで、過去の利用者の評価をチェックし、信頼できる情報源からのレビューを重視しましょう。また、地域に密着した葬儀社であれば、地域の慣習や特性に詳しいため、安心感があります。

次に、提供されるサービス内容を明確に確認することが必要です。多様なプランが用意されているか、またカスタマイズ可能なオプションがあるかどうかも重要なポイントです。見積もりは必ず複数社から取り、透明性のある費用提示を行っているかを確認しましょう。

さらに、スタッフの対応も重要な要素です。実際に相談してみた際の態度や知識、親切さを観察し、亡くなった方の家族を気遣った対応ができるかどうかを見極めることが大切です。事前相談をすることで、スタッフの対応などを事前に確認することができます。

■事前に複数社に相談し見積もりを取る
葬儀社との事前相談で、葬儀の詳細や費用について具体的なイメージを持つことができます。相談の際には、自分たちの希望や予算についてしっかりと伝えることが大切です。例えば、家族葬を希望する場合、葬儀の形式や内容についても詳しく話し合えます。

また、事前相談では葬儀社の提供しているサービスを理解し、選択肢を増やすことができます。自宅での葬儀や、独自のスタイルを提案してもらうことも可能です。さらに、葬儀社の信頼性を判断するためにも、相談内容を通じてスタッフの対応を確認することができます。

何より、事前に相談をしておくことによって、実際の葬儀時に必要な手続きや心の準備が整い、慌てずに大切な人を送り出せるようになります。

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この記事を書いた⼈

日比谷花壇のお葬式 コラム編集部

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